SANOKAMI PROJECT
「サの神」
日本には古来「サ」の神が宿る言葉があるとされています。
「サの神」とは山の神であり、「サ」の神が降りる座=鞍(くら)で桜(さくら)、
稲の苗が早苗(さなえ)、稲を植える早乙女(さおとめ)、神に捧げる酒(さけ)など、
「サ」という言葉は特別な言葉として扱われたとされています。
(参考文献「花と日本人」/和歌森太郎)
そして、私の住む香川県の旧国名、讃岐(さぬき)も
「サの神」に関係があるのではないかと言われています。
あくまでこれらは諸説あり、「サの神」信仰や「讃岐」の地名由来が
正しい説か間違った説かということは、ここでは問わず、
この活動においては、「サの神」を「自分の住む地域を素晴らしいと誇れること、
そしてこの地域をこれからも守り続けたいという願い」を象徴するものとして捉えて、
プロジェクト名をSANOKAMI PROJECT と致しました。
SANOKAMI PROJECT
この街の「暮らし」を尊重すること、
それが未来の「暮らし」の始まりである。
「地方には何もない」「人も少ない」「活気がない」
誰も期待しない街に未来はありません。
SANOKAMI PROJECTは「100年先のこの街の暮らし」を見据え、
今のこの街の「暮らし」を尊重することから始まります。
「この街に必要なものは何か」を考えるだけでなく
「それがどう未来に繋がるか」までを考え、
サービスの提供、空間創造を行います。